赤ちゃんが寝返りをしたり、ずりばいをしたり、ハイハイを始めたり。
少しずつできることが増えてくる7〜8ヶ月頃。
赤ちゃんが起きている時間も長くなってきて、「今日は何して遊ぼう?」と考えることも増えてきました。
でも、ふと思うことがあります。
「赤ちゃんとずっと遊ばないといけないのかな?」
「同じおもちゃで遊ぶの、正直ちょっと飽きてきた……」
「こっちだって、たまには好きなことをしたい…」
もちろん、赤ちゃんを何時間も放っておくつもりはありません。
危険がないか見守ることも必要ですし、赤ちゃんがこちらを見て笑ったら笑い返したり、声を出したら返事をしたり。
必要なときにはちゃんと関わりたい。
でも、だからといって「赤ちゃんが起きている間は、ずっと楽しませてあげなきゃ」と思うと、親のほうが疲れてしまいます。
私自身も以前は、「ちゃんと遊んであげなきゃ」と考えていました。
でも、いろいろ試していくうちに、
「ずっと遊んであげる」でも「完全に放っておく」でもない、ほどよい関わり方でいいんじゃない?
と思えるようになりました。
この記事では、7〜8ヶ月頃の赤ちゃんとの時間が少しラクになった、我が家なりの「ほどよい関わり方」を紹介します。

「赤ちゃんと遊ぶのにちょっと疲れた……」という方の参考になればうれしいです。
赤ちゃんとずっと遊ばなくてもいいと思うようになった理由
赤ちゃんとの時間はもちろん大切です。
たくさん話しかけたり、一緒に遊んだり、抱っこしたり。
そういう時間は親子の大切なコミュニケーションになります。
でも、私は「赤ちゃんが起きている時間=親がずっと相手をする時間」と考えなくてもいいのではないかと思うようになりました。
なぜなら、赤ちゃんにも赤ちゃんの時間があるからです。
おもちゃを触ったり、寝返りをしたり、周りをキョロキョロ見たり。
大人から見ると「何もしていない」ように見えても、赤ちゃんにとっては、それも立派な遊びです。
「このおもちゃを触ったらどうなるんだろう?」
「この音はなんだろう?」
「さっきと景色が違うな」
そんなふうに、赤ちゃんなりに周りを観察しているのかもしれません。
そう考えると、「私が何かしてあげなきゃ」と頑張りすぎなくてもいいのかなと思えるようになりました。
「放っておく」と「見守る」は違う
ここでいう「ずっと遊ばなくてもいい」は、赤ちゃんを放置するという意味ではありません。
私は、
「放っておく」のではなく、
「見守りながら、それぞれの時間を過ごす」
くらいのイメージで考えています。
たとえば、
- 赤ちゃんが安全な場所でおもちゃを触っているなら、その横で私は別のことをする
- 赤ちゃんがこちらを見たら笑いかける
- 声を出したら「どうしたの?」と返事をする
- 危険なものに手を伸ばしたら止める
- 眠そうなら寝かしつける
そんなふうに、必要なときにはちゃんと関わる。
でも、赤ちゃんが一人で楽しそうにしている時間まで、無理に「次はこれで遊ぼう!」と介入しなくてもいい。
そんな距離感です。
もちろん、赤ちゃんの発達や性格、家庭の環境によって適した関わり方は違います。
安全な環境を整えて、赤ちゃんの様子を見ながらというのが大前提。
そのうえで、親がずっと赤ちゃんを楽しませ続けなくてもいいと思っています。
赤ちゃんと遊ぶのに飽きたときの4つの乗り切り方
私が実際に意識するようになったのが、次の4つです。
- 「同じ空間にいるだけ」の並行遊びを取り入れる
- 親の「やりたいこと・好きなこと」に赤ちゃんを巻き込む
- 外の空気を吸いに行って環境を変える
- 「楽しませなきゃ」という考え方を手放す
どれも、「赤ちゃんのために親が頑張り続ける」という方法ではありません。
むしろ、親側の負担を減らしながら、赤ちゃんとの時間を過ごす方法です。
①「同じ空間にいるだけ」の並行遊びを取り入れる
まずおすすめしたいのが、並行遊びです。
並行遊びというと少し難しく聞こえますが、私の中では、
「同じ空間にいながら、それぞれ好きなことをする」
くらいの感覚です。
たとえば、
- 赤ちゃんはおもちゃで遊ぶ
- 私は横でスマホを見る
- 私は本を読む
- 私は飲み物を飲む
- 私は洗濯物をたたむ
- 私はブログを書く
など。
赤ちゃんと同じ遊びをする必要はありません。
赤ちゃんが一人でおもちゃを触っている横で、私は私のことをする。
それだけでも十分だと思うようになりました。
「一緒に遊ぶ」だけが親子の時間ではない
以前は、
「赤ちゃんと遊ぶなら、赤ちゃんと同じことをしなきゃ」
と思っていました。
でも、よく考えると、大人同士でもそうですよね。
同じ部屋で、それぞれスマホを見たり、本を読んだり、テレビを見たり。
ずっと同じことを一緒にしているわけではありません。
赤ちゃんとの時間も、もう少し肩の力を抜いていいのではないかと思います。



「同じ空間にいる」というだけでも、親子の時間です。
②親の「やりたいこと・好きなこと」に赤ちゃんを巻き込む
次に意識したのが、「赤ちゃんのために何をするか」だけで考えないことです。
親がやりたいことがあるなら、それに赤ちゃんを巻き込んでしまいます。
たとえば、
家事をするなら、
「ちょっと洗濯物たたむね」
と声をかけながら、赤ちゃんを近くで遊ばせる。
料理をするときも、
安全な場所で待ってもらいながら、
「今からご飯作るよ」
「これは○○だよ」
と話しかけてみる。
もちろん、赤ちゃんを危険な場所に置くのはNGですが、安全を確保したうえで、親の生活の中に赤ちゃんを入れてしまうイメージです。
親の好きなことをしてもいい
私は、「赤ちゃんが起きているから」という理由だけで、自分のやりたいことを全部我慢する必要はないと思っています。
ブログを書きたい日もある。
スマホを見たい日もある。
ゆっくりお茶を飲みたい日もある。
何もしたくない日だってあります。
そんなときに、
「赤ちゃんがいるんだから、ちゃんと遊ばなきゃ」
と考えてしまうと、どんどん疲れてしまいます。
赤ちゃんにとっても、親がいつも必死になって相手をしている必要はないのかもしれません。
親が自分の生活をしながら、その中に赤ちゃんがいる。
そんなくらいでもいいと思っています。
③外の空気を吸いに行く
家の中でずっと過ごしていると、赤ちゃんだけではなく、親も飽きてきます。
おもちゃも限られていますし、
「またこのおもちゃか……」
となってしまうこともあります。
そんなときは、思い切って環境を変える。
これだけでもかなり気分が変わります。
- 近所を散歩するだけでもいい。
- ベビーカーで少し外に出るだけでもいい。
- 買い物に行ってもいい。
- 公園まで行ってもいい。
特別な場所に行く必要はありません。
「遊ばせるため」ではなく「親の気分転換」でもいい
ここも大事だと思っています。
「赤ちゃんのために散歩に行かなきゃ」
と考えると、それすらタスクになってしまいます。
でも、
「私も外の空気を吸いたいから行こう」
くらいでいい。
外に出ると、赤ちゃんも家とは違うものを見ます。
- 車の音。
- 風。
- 木。
- 人。
- 犬。
- お店。
いろいろなものがあります。
そして何より、親自身の気分が変わります。
家の中で「もう何して遊べばいいの……」となっていたのに、外に出たら少し気持ちがリセットされることもあります。
「赤ちゃんを楽しませる」という目的だけではなく、親の気分転換のために外に出る。
これも立派な育児だと思っています。
④「楽しませなきゃ」という考え方を手放す
そして、個人的にはこれが一番大きかったです。
以前は、
「赤ちゃんを楽しませなきゃ」
と思っていました。
でも、その考え方をすると、親側にどんどん責任がのしかかってきます。
「今日は何して遊ぼう?」
「このおもちゃはもう飽きたかな?」
「もっと知育になる遊びをしたほうがいいかな?」
「ずっと一人で遊ばせていて大丈夫かな?」
考えれば考えるほど、やることが増えていきます。
そこで、
「楽しませなくてもいい。横にいるだけで100点」
くらいに考えるようにしました。
「ただ横にいるだけで100点」にする
赤ちゃんが一人でおもちゃを触っている。
私は横にいる。
それだけ。
これでもいい。
赤ちゃんが何か見つけたら、一緒に見る。
こちらを見たら笑う。
抱っこしてほしそうなら抱っこする。
でも、それ以外はお互い好きなことをしている。
そんな時間があってもいいと思っています。
毎日ずっと「充実した遊び」を提供する必要はありません。
子育てを「タスク」ではなく「実験・観察」に変えてみる
もう一つ、私が意識しているのが、
子育てを「タスク」ではなく「実験・観察」にすることです。
「今日は○○をして遊ばせなきゃ」
と考えるのではなく、
「今日はこれを置いてみたらどうなるかな?」
くらいに考えてみる。
たとえば、
「このおもちゃを渡したら、今日はどのくらい遊ぶかな?」
「昨日は興味を持たなかったけど、今日はどうかな?」
「この音がすると振り向くな」
「この場所に来ると機嫌がいいな」
そんなふうに、赤ちゃんの様子を観察してみます。
そうすると、親が「遊びを提供する側」から少し離れられます。
赤ちゃんが何をするのかを見るだけでも、意外と面白いものです。
昨日まで好きだったものに今日は興味を示さなかったり、逆に今まで見向きもしなかったものを突然触り始めたり。
「赤ちゃんって、毎日変わるなあ」と思います。
そう考えると、「ちゃんと遊ばせなきゃ」という気持ちが少し軽くなりました。
「完璧なワンオペ」を諦める
育児をしていると、
「ちゃんと家事をして」
「ちゃんと赤ちゃんと遊んで」
「離乳食も準備して」
「赤ちゃんの生活リズムも整えて」
「自分のこともちゃんとして」
と、やることがどんどん増えていきます。
でも、全部完璧にやろうとすると、親が先に疲れてしまいます。
だから私は、
「完璧にやる」より「いかにラクをするか」
を考えるようにしています。
「今日はもう無理だから、家事は最低限」
「赤ちゃんが一人で遊んでいるなら、私は休む」
「外に出て気分転換する」
「食事は簡単なもので済ませる」
そんな日があってもいい。
むしろ、そうやって親が余裕を残しておくことも、長く育児を続けるうえでは大切なのではないかと思っています。
「いかにサボるか」のプロになる
私は「サボる」という言葉を、少し前向きに考えています。
もちろん、赤ちゃんの安全や必要なお世話をサボるという意味ではありません。
そうではなく、
「やらなくても困らないことは、どんどん省いていい」
という意味です。
毎回ちゃんと遊ばなくてもいい。
毎日完璧に家を片付けなくてもいい。
毎食手作りじゃなくてもいい。
赤ちゃんが安全に過ごせて、必要なお世話ができているなら、それ以外はもっと適当でもいい。
「ちゃんとやること」を増やすより、
「やらないこと」を決める。
これだけでも、育児は少しラクになります。
「一日の終わり」のハードルを下げる
そして最後に、私が意識しているのがこれです。
一日の終わりのハードルを下げること。
育児をしていると、
「今日は何をしたんだろう?」
と思う日があります。
家事も中途半端。
赤ちゃんとたくさん遊んだわけでもない。
自分のことも何もできなかった。
そんな日です。
でも、
赤ちゃんにご飯を食べさせた。
ミルクをあげた。
オムツを替えた。
危険がないように見守った。
抱っこした。
一緒に笑った。
それだけでも、十分です。
「今日も一日終わった。よくやった。」くらいでいい。
毎日を100点にしなくても、60点や70点で終われれば十分。
私はそう考えるようになってから、かなり気持ちがラクになりました。
赤ちゃんとずっと遊ばなくてもいい。親子それぞれの時間があっていい
赤ちゃんが起きている間、ずっと相手をし続ける。
それが「いい親」なのだと思ってしまうことがあります。
でも、私はそうでなくてもいいと思っています。
赤ちゃんは赤ちゃんで遊ぶ。
親は親で好きなことをする。
同じ空間にいて、必要なときに関わる。
ときどき一緒に遊ぶ。
外に出て、一緒に景色を見る。
そんな時間があってもいい。
大切なのは、
「ずっと遊んであげること」ではなく、「必要なときにちゃんと関わること」
なのではないでしょうか。
もちろん、赤ちゃんの安全を確保することは大前提です。
でも、安全に過ごせる環境を作ったうえで、赤ちゃんが一人で遊んでいるなら、その時間を親自身のために使ってもいい。
「楽しませなきゃ」
「ちゃんと遊ばせなきゃ」
「ずっと構ってあげなきゃ」
そんなふうに頑張りすぎなくても大丈夫。
ただ横にいるだけで100点。
そんなくらいの気持ちで、親子それぞれの時間を過ごしてみてもいいと思います。
まとめ|「ちゃんと遊ばなきゃ」を少し手放してみる
赤ちゃんとずっと遊ぶのがしんどい。
同じ遊びの繰り返しに飽きてしまう。
少しでいいから、自分の好きなこともしたい。
そんなふうに思うのは、決しておかしいことではないと思います。
私自身も、
「赤ちゃんが起きている間は、ちゃんと相手をしなきゃ」
と考えていました。
でも、
- 同じ空間にいるだけの「並行遊び」を取り入れる
- 親の好きなことに赤ちゃんを巻き込む
- 外に出て環境を変える
- 「楽しませなきゃ」を手放す
- 子育てを「タスク」ではなく「実験・観察」にしてみる
- 完璧なワンオペを諦める
- 一日の終わりのハードルを下げる
ということを意識するようになって、かなりラクに考えられるようになりました。
赤ちゃんは赤ちゃんの時間。
親は親の時間。
それぞれが好きなことをしながら、ときどき一緒に遊ぶ。
そんな「ほどよい関わり方」があってもいいと思います。
毎日100点の育児を目指さなくても大丈夫。
今日も赤ちゃんと一日を過ごせた。それだけで十分です。



毎日の育児、本当にお疲れ様です。何でもいいので”今日できたこと”に目を向けて、1日を過ごしてみてください。









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